蓄電池を検討されている方の中には、どの程度の容量のある蓄電池を購入すればいいか分からずに悩んでいる方もいるでしょう。蓄電池の容量を知るには普段使い慣れない単位を知っておく必要があり、素人目には難しい感じがするのも否めません。蓄電池容量の単位である「kWh」と、必要な蓄電池容量の簡単な算出方法について学んでおく必要があります。
蓄電池容量の単位「kWh」について
蓄電池のカタログやパンフレット等を見ると、その容量が記載されている部分に「kWh」という、普段の生活では見慣れない単位が記載されています。
「kWh」は「キロワットアワー」と読み、蓄電池に貯めておくことのできる電気の容量を示す単位です。つまり、記載にある数字が大きくなるほど、蓄電しておくことのできる電気量が多くなり、結果として、1回の充電で蓄電池を使用できる時間も長くなることになります。
「kWh」と「kW」の違い
「kWh」によく似た単位として、「kW」があります。「kW」は「キロワット」と読み、その製品が出力できる力の大きさ=電力を表す単位です。これに対して、「kWh」はどれだけの電力でどの程度の時間稼働するか=電力量を示す単位です。たとえて言うなら、「蛇口から流れ出る水」が「kw(電力)」、「蛇口から流れた水を貯められるタンクの容量」が「kWh」となります。
蓄電池では、1時間当たりに1000W=1kWを出力する蓄電池が3時間連続して使用できる場合、3000W/時間=3kWhになるわけです。つまり、電気出力1kWの家電製品をどれくらいの時間使用したいかが、蓄電池の必要容量を把握する目安となるわけです。8時間使いたいのであれば、必要な蓄電池の容量は8kWhとなります。
「kW」と「kWh」は、蓄電池を利用するのであれば頻繁に耳にすることになる単位です。「kW」は「出せる力」、「kWh」は「貯めておける量(消費できる量)」であると覚えておけば、おおよそ問題ありません。
蓄電池選択のための容量の目安と計算方法
蓄電池は、ポータブル発電機等の小型蓄電池を含めると、2kWhから16kWhまで、幅広いラインナップがあります。蓄電池を選択する場合、一番問題となるのはやはりその蓄電容量です。確かに、大容量の蓄電池を選択しておけば問題ないと言えますが、より適切な容量の蓄電池を選ぶことが最もコスト面でもメリットがあると言えます。
蓄電池の容量の選び方の目安は、太陽電池との併用がなければ大きめの容量で、太陽電池と併用する予定であれば6~8kWhです。蓄電池の容量計算は、「使用する家電製品の消費電力の合計×使用する時間」となります。
