この10年間で蓄電池および太陽光発電の需要は非常に高まってきています。今後も需要が高まっていくことは間違いありません。
1.今後も続く電気代の値上がり
これまでは原子力発電所が主流になっていましたが、安全性の懸念から稼働していない発電所も多くなりました。火力発電所は稼働していますが、原油価格も年々高騰しているため、今後も電気代が値上がりされていくことになります。
それに伴い、国も風力発電や太陽光発電などのような持続可能エネルギーへの切り替えに力を入れていますし、住宅にも太陽光パネルや蓄電池への補助金に力を入れています。ですので、今後はさらに需要は高くなります。実際に2011年度は全国で2000世帯も設置をしていませんでしたが、現在は年間に約50万世帯と大幅に増加しています。
2.性能や金額についての今後
ここ10年間を見ても、蓄電池の性能やサイズはかなり向上しています。以前はそれなりに広い場所を確保しなくては設置することができなかったり、容量が小さいものやエネルギー効率があまり良くなかったものが多かったです。しかし、現在は小型で高性能なものが非常に多くなっています。そのため、今の時点でもかなり家で消費する電力のカバーをしやすくなっています。
また、現在はリチウムイオン電池が主流になっていますが、10年前と比べると価格は半額前後にまで下がっています。将来的にも値下がりしていくことが望ましいのですが、リチウムイオン電池に使われる資材が高騰傾向にあります。ですので、将来的に更に値下がりをするのは難しいです。
3.災害への懸念からの需要
この10年間だけでも、今まで体験をしたことがなかったような災害に見舞われています。記憶に新しいものとして、2019年に発生した千葉県の停電では、台風によって10日以上停電をしてしまった地域があります。他にも、2018年に北海道で発生した地震によって北海道全域が約2日間停電をした報道を覚えている人も多いでしょう。
異常気象や自然災害への危機感は年々高まっており、停電などをしたときに備えて設置する人は非常に多くなりました。ソーラーパネルと並行して蓄電池を設置することで、万が一の災害に備えることができます。
将来的な蓄電池に関する需要について解説をしてきました。将来的なことを考えることももちろん大切ですが、それよりも客観的に今あなたに必要なものなのかを考えてみるといいでしょう。
