ソーラーパネルの発電量は、季節や住んでいる地域の日照時間によって変わってくるものです。また、天候や気温も発電量に影響を与えると言われています。具体的に、発電量と季節、また設置地域にはどんな関係があるのかを掘り下げていくと、興味深い事実が見えてきます。
・最も発電できるのは夏ではなかった!発電量が多い月とは
7月や8月は日照時間が長いため、ソーラーパネルの発電量が一番多いと思っている人が多いようです。しかし、1年のうち最も発電量が多い月は、4月と5月と言われています。これは、ソーラーパネルの温度と関係があります。ソーラーパネルは、高温になると発電の効率が落ちてしまうのです。そのため、夏の時期よりも、気温は比較的低いが日照時間が長い、4月と5月が多く発電できるのです。
・効率的に発電できる季節とは
効率的に発電できるのは冬の季節と言えます。冬の寒さが発電にプラスに働くからです。太陽光電協会によると、発電の際の損失が小さい月は、12月から3月となっています。とはいえ、冬の時期は日射量が少ないため、発電効率は高いですが、トータルで見ると発電量はあまり多くないでしょう。
・くもりの時も発電されるか
ソーラーパネルの発電量は、天気によって変わってきます。晴天の時と比べると、くもりの時は日射量が減るため、発電量も少なくなります。ただし、直射日光が当たらなくても、ある程度の明るさがあればソーラーパネルは発電します。年間のデータを見ると、くもりの天気が発電量に与える影響はそこまで大きいとは言えません。発電量が減るパーセンテージは12パーセント程ですので、心配する必要はないでしょう。
・雨や雪の日の発電量とは
雨や雪の日は、発電量が大きく下がってしまうことがあります。なぜなら、厚い雲に阻まれ、太陽光が届かない場合があるからです。12月や1月の降雪量の多い月は、発電量が通常の半分程度まで下がることもあります。また、6月、7月の梅雨の時期も日射量が減るため、ソーラーパネルの発電量が下がる場合があります。
・発電量と地域の関係とは
ソーラーパネルの発電量は日照時間が関係しています。この日照時間は、地域によって違いがあります。日照時間が多いのは、関東地方や中部地方です。反対に、日照時間が少ないのは、山間地域や日本海側の地域です。だからといって、日照時間が少ないからソーラーパネルは設置しても意味がないというわけではないのです。実際、発電量に見られる差は、大きくありません。日本海側の豪雪地域でも使用できるよう、積雪設計されたソーラーパネルもあるので、設置自体をあきらめる必要はないでしょう。
