停電対策として蓄電池を導入する際に覚えておきたい注意点

蓄電池は災害時などの停電対策として有効であることから近年注目を集めていますが、いざ停電が起きたときに、操作方法が分からないなどの理由で蓄電池が使えない、ということも起こり得ます。万一に備えて、停電時に蓄電池を利用できるよう、知っておきたいポイントがいくつかあります。

 

必ず自立運転に切り替える

停電発生時に蓄電池を利用するために絶対に知っておくべき注意点が、蓄電池のモードを「自立運転」に切り替える、ということです。

通常時に蓄電器を使用する場合、その運転モードは「エコモード」や「グリーンモード」(メーカーによって名称は異なります)などに設定されていますが、停電発生時、この通常モードのままでは蓄電池に蓄えた電力を使用することはできません。停電時には運転のモードを自立運転モードに切り替えることによって、初めて蓄えた電気を使用することが可能になります。

多くの機種では、停電時に自動的に自立運転モードに切り替わる機能が搭載されていますが、メーカーや機種によっては自動切り替え機能が搭載されていないものや、あるいは設置時に行った初期設定で自動切り替え設定をしていなかったという理由から、自動切り替えが行えない場合もあります。その場合は手動で切り替えてください。

 

使用できるコンセントや家電製品は蓄電池のタイプによって違う

停電時に蓄電池で使えるコンセントや家電製品は、その蓄電池のタイプによって違います。蓄電池は大きく「全負荷型」と「特定負荷型」の2つに分けられます。

「全負荷型」は、停電時にも家全体の電力を蓄電池で賄えるタイプです。「特定負荷型」は、あらかじめ設置時に決めてある特定の部屋、もしくは電化製品のみが使えるタイプです。この場合は、他の部屋では電気が使えません。蓄電池のタイプにより、停電時に使える範囲が違ってくることを理解しておく必要があるでしょう。

 

出力の大きい電化製品の使用は避ける

家電製品の中でも、大部屋用のエアコンやIHクッキングヒーターといった200Vの家電製品等、出力の大きな電化製品は、蓄電池の自立運転モードでの出力が足りずに利用できない場合があるので、注意が必要です。蓄電池には自立運転時の最大出力が予め設定されており、この上限を超える電力が必要になる電化製品は使用できなくなります。蓄電池導入時には、このような大出力の電化製品が使える200V対応の蓄電池も、検討する選択肢に入れておくと良いでしょう。

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