ソーラーパネルの発電量の目安を知っておこう

住宅地や遊休地でよく目にするソーラーパネルは太陽光を使った発電システムですが、実際どれくらいの発電量があるのか、知っている人は少ないでしょう。メーカーや設置場所、天候に左右されますが、おおよその年間発電量の目安があります。ソーラーパネルの設置前に参考にできるでしょう。

 

・「kW 」「kWh」とは
ソーラーパネルの発電量を把握する上で、欠かせないのが「kW」と「kWh」で表される単位です。

「kW(キロワット)」とは、ソーラーパネルが瞬発的に発電する能力(出力)を表す単位です。kWの数値が大きくなるにつれ、発電(出力)能力も大きくなり、たくさん発電できます。

「kWh(キロワットアワー)」とは、ソーラーパネルが1時間あたりで発電できる量を表す単位です。1kW発電の発電システムを1時間稼働し続けると、1kWhの発電量が得られます。つまり、瞬間的な発電の数値に、時間を掛けて表すのがkWhと言えます。

 

・ソーラーパネルの年間発電量
一般的に、1kWあたりで1000kWhの年間発電量が目安となっています。経済産業省によれば、システム容量10kW未満の場合、1191kWhの年間発電量というデータもあるようです。そのため、おおよその年間発電量を計算したい時は、手堅く考えて1kWhあたり年間1000kWh、実際の予想発電量を計算する場合は1kWhあたり年間1200kWhで計算しましょう。とはいえ、実際の発電量は地域ごとに違いますので、あくまでおおよその目安として把握する必要があります。

 

・発電量の計算の仕方
計算式を用いて、発電量を1日あたり、また年間あたりで計算できます。

1日の発電量は、1日あたりの日射量の平均値(H)×ソーラーパネルのシステム容量(P)×ソーラーパネルが発電するときに発生する損失係数(K)で求めることができます。年間発電量は、H×P×K×365(日数)÷1(標準状態における日射強度)で求めることができます。

損失係数の内容としては、気温やパワーコンディショナー、ソーラーパネルの汚れ、また経年劣化による発電量の低下が挙げられます。日本では一般的に「0.85」という損失の数値が使われる場合が多いです。気温上昇による損失係数はメーカーごとに違いがありますので、正確に算出したい場合は確認しましょう。

発電量は計算式を用いて自分でもチェックできますが、難しく感じたり計算が面倒だったりすることもあるでしょう。そうした場合は、ソーラーパネルのメーカーや施工業者のサイトで簡単にシミュレーションできますので、利用してみるのもおすすめです。

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